Drupalの管理コマンド drushのインストール

drushはコマンドラインからDrupalの管理を行う事が出来ます。ダッシュボードからアップデートしたり、FTPすることなくコンソールからコマンドを叩くだけです。

実際にWordPressやDrupalをインストールしたり、モジュールのアップデートするときって、結局sshで入ってwgetして解凍してとかやることも多いのですが、Drupalの場合drushってのがあるよと先日Drupal Users Japan Group(仮)のmeetupで教えてもらいましたので、早速使ってみました。

インストールはpearコマンドで一発です。(Debianはapt-getでもいけるらしいです)

#pear channel-discover pear.drush.org
#pear install drush/drush

これでdrushのインストールは完了です。

Drupalがインストールされているディレクトリに移動して

$cd /var/www/drupal等/
$drush st

と実行すると

[root@ip-10-156-241-169 content]# drush st
Drupal version : 7.xx
 Site URI : http://default
 Database driver : xxxxx
 Database hostname : dbinstance.xxxxx.amazonaws
 .com
 Database username : xxxxx
 Database name : xxxxx
 Database : Connected
 Drupal bootstrap : Successful
 Drupal user : 匿名ユーザー
 Default theme : xxxxx
 Administration theme : seven
 PHP configuration : /php.ini
 Drush version : 5.7
 Drush configuration :
 Drupal root : /var/www/drupal
 Site path : sites/default
 File directory path : sites/default/files
 temp : /tmp

こんな感じで表示されればdrushはインストールされています。

モジュールやコアのアップデートをする場合は

$drush up

だけです。

drush upを走らせると、

Backups were saved into the directory [ok]

こんな感じでバックアップも取ってくれます。

アップデートの他に インストールやキャッシュのクリア等も行えるのでとても便利です。

またコンソールから実行可能なのでshファイル等で複数サイトを管理したりと利用範囲も広いかと思います。

Published by

kashioka

有限会社アリウープ 代表取締役社長 PHPユーザ会の発起人の一人。いちばんやさしいPHPの教本(インプレス),PHPハンドブック(ソフトバンククリエイティブ)著者。PHPカンファレンス実行委員 明日の開発カンファレンス開催 認定スクラムマスター。近年、PHPに限らずサーバレス環境でのPythonなども書いたりしている。 http://alleyoop.jp

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